目次
- 成長ブランド・ヒット商品は全てブランディングで成功している
- 不動産物件はビトンやMACと異なるオンリーワンの商品
- 不動産物件ブランディングまでの長い道のり(住宅事例)
- 動画集客はリサーチの時間と距離を縮める最高のツール
- ①動画集客は時間を縮める
- ②動画集客は情報の理解をスムーズにする
- ③動画集客は情報伝達のクオリティーを高める
- ④動画集客はマーケティングアイテムとして強力な武器
- 最後に
成長ブランド・ヒット商品は全てブランディングで成功している
ブランディングとは、売る側と買う側が商品に対して共通の認識を持つということです。
家電・衣服・サプリメントなどあらゆる分野のほとんどの商品はブランディングが行われ、その成功が成長ブランド・ヒット商品に繋がっているのです。
私達の多くは、
- ルイビトン=セレブ
- MAC=おしゃれなパソコン・携帯
という共通認識を多くの消費者は持っています。
そしてビトンやmacが高額であったとしても金額相応の価値を感じて私たちは購入するのです。
高価な商品がブランド品なのではなく、売り手と買い手がその商品の価値に対して共通認識を持った結果「ブランド化された」ということなのです。
共通認識とは、
- ビトンを持ち歩いてセレブ気分を味わう
- 休日のランチにmacを開きおしゃれなカフェで過ごす
というような消費者自身がその商品を使って過ごす満足する時間の共通構築と言えるでしょう。
では不動産のブランディングとはどのようなものでしょうか。
不動産物件はビトンやMACと異なるオンリーワンの商品
まず不動産物件はビトンやmacとの違う商品である、という認識を明確にすることが必要です。
当たり前のことですが、不動産は高額であり投資家や不動産業を営まない限りほとんどの人は一生に何回かあるかないかの買い物です。
当然その選択する際、購買者は多くの時間と労力をかけてリサーチをした上での購入となります。
そして不動産物件は常にオンリーワンの商品です。
もしほとんど同じ物件を違う場所に建てたとしても土地条件、周辺環境などによってその不動産の商品価値は異なってきます。
リサーチ方法によってその情報の内容も異なってきます。
購買者が物件を検討する場合、パンフレットや図面を見てイメージしたり(新築住宅の場合にはショールームに行くなどの方法もありますが)現地に赴いてリサーチすることがする必要があります。
つまり不動産物件をブランディングするには「たった一つの商品に対する価値を購買者と共通認識を持つ」ということが必要になるということです。
では不動産物件のブランディングとはどのようなものなのでしょうか。
不動産物件ブランディングまでの長い道のり(住宅事例)
新築の個人住宅では、
- 地震に強い家
- 檜造りの家
- ガレージハウス
などのコンセプトを打ち出している住宅メーカーなどがあります。
テレビに出てくる大手メーカーのコマーシャルなどがそれです。
賃貸マンションなどは「デザイナーズマンション」というおしゃれな作りで売り出す物件があります。
コンクリート打ちっ放しの室内・メゾネット型のプランなどで差別化している物件などが多いですね。
分譲マンションでは「高級感」を定着させるため高級感のあるカタカナ名称で重厚なパンフレットとCGを多用したHPなどが主な手法です。
でもそれは「種まき」にすぎません。
ここから先に花が咲くまで(契約まで)には長いやりとりが始まります。
購入検討者は新しい物件に住み生活するイメージを描くことが必要だからです。
- 現地で日当たり具合を間取りと照合
- 学校やコンビニの位置を確認
- 近隣にどんな人が住んでいるか
- 風や雨が吹き込んでくるくるか
など多くの情報を得るためのリサーチをする必要があります。
電気ガス水道などインフラに関する事項、道路・土地など法令に基づく事項など多くのことも理解しなければなりません。
物件を売る側もそれらの立会いや説明に多くの時間を使います。
つまり売る側にとっても不動産物件をブランディングするには他の商品と違い多くの情報収集(リサーチ)と時間がかかる移動や説明の手間が必要になるのです。
当たり前のことかと感じるかもしれませんが、これらを当たり前ではなくし、物件をブランディングする最高のツールが動画集客なのです。
動画集客はリサーチの時間と距離を縮める最高のツール
①動画集客は時間を縮める
物件をオンライン動画などでVRを使って360度内部を見れるサイトはここ数年で当たり前の手法となりました。
内部の間取りや広さを理解するための基本的な手法となりつつあります。
顧客は自宅から物件の中を歩いているような体験ができます。
ここで一歩進んで、
- 朝起きる時間に朝日の入る窓を撮影する
- 夕暮れ時窓から眺める夕焼けの動画を撮る
など、24時間を通してポイントを撮影していくことで物件の良さをアピールできるのです。
また、
- 駅や学校・コンビニ・スーパーなど周辺施設へ実際に歩いて(車で)行き体験する早送り動画を挿入する
こういった動画により、今までは長い時間を費やしてリサーチしなければならないことを数分で体験してもらうことが可能になるのです。
近くに商店街などがあれば商店街のオーナーさんのインタビューなどで街の雰囲気を知ってもらうことも有効かもしれません。
テレビ番組で見るセレブの別荘紹介や不動産購入物語のような構成で物件を楽しく紹介するなども差別化しブランディングする手法としてはかなり有効です。
②動画集客は情報の理解をスムーズにする
先に述べた電気ガス水道などインフラに関する事項、道路・土地など法令に基づく事項などは一般の人では分かりにくく一番負担になる情報です。
これらもyoutubeで見られるような(例えば歴史を楽しく解説するyoutuber)手法を用いて動画で分かりやすく説明することもできます。
古事記や戦国武将のあまり知られていない歴史などを面白く解説して驚異的な閲覧数を稼ぎ出しているyoutuber番組は面白いので私はよく閲覧しています。
③動画集客は情報伝達のクオリティーを高める
物件に立会い説明する担当者によって、説明する内容は同じでも、担当者のスキルにより購買者へのブランディング効果にはどうしても差が生じてしまいます。
しかしながら動画集客を行うことによって一定のクオリティーを保ちさらにアップすることも可能です。
例えば、
- 物件を楽しく紹介するためにタレント性のある担当者(外部のスペシャリストでも良い)がインタビュアー・解説者になって紹介動画を撮影する。
- 物件のデザイン性をアピールするために設計者に出演してもらい解説してもらう。
- インフラ・法規に関連した事項は専門家の解説を挿入するなど。
不動産一つに付随する情報は常に多岐に及ぶので担当者の負担を減らす役割も非常に大きいでしょう。
さらに動画は購入後も残るわけですので、後々の購入者との認識の差を生じないためにも動画集客は有効です。
④動画集客はマーケティングアイテムとして強力な武器
不動産物件は先に述べた通り個別商品であるため、ブランディングのポイントは多岐に渡りそして地域性など特殊な要素への視点が必要となる場合が多いです。
オンライン動画などを活用してその地域の人たち、検討中の顧客に閲覧してもらい閲覧数・コメントなどのデータを数多く集めることによってマクロなマーケティングを行うことも可能となります。
以上、動画集客は不動産ブランディングにおいて実は最も強力な手法なのだということが見えてきます。
最後に
不動産の広告を掲載するときに、どんなことを考えるでしょうか。
- どのような年齢の方をターゲットにするか
- 性別を焦点にして掲載することは可能なのか
ということも考えると思います。
動画広告なら、従来の静止画広告よりも、多くの情報を一気に押し出すことが可能です。
年齢・性別・地域・興味・関心などを絞り込んで、ターゲット層を明確にすることができます。
不動産の動画広告なら、ぜひオピア動画にお任せください。
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ご相談はお気軽に、いつでもこちらからお待ちしております。