昨今のコロナにおけるテレワークに端を発した、「 事業モデルの変化に対して」不動産関連事業も影響を受ける事は避けられません。
そんな中 、売り物である不動産物件、商品である賃貸物件に関して広告手段も新しい形になるかと考えられます。
これからの時代に適合した売り方、宣伝手法、新しい賃貸の形や物件の形を整理整頓してみました。
この一文があなたの行動の一助になることを願いつつ記述します。
目次
既存の事業形態からの成長進化
コロナ禍の影響でテレワークをベースにしたインターネットやWebページを活用した
- 非対面式コミュニケーション
- オンライン会議等のネット媒体を主体とした事業形態
が構築されました。
これはコロナ禍が解決しても、元に戻るのではなく今後の事業形態の根幹となるものと考えられますので「既存の事業モデル」から変革する事が求められていると見受けられます。
不動産事業に関しても「ネット媒体に適合した事業形態」へ 移行することが目下の課題と考えられます。
そんな中で、対象の顧客に対しても適正なマーケティングを展開し「新しい物件紹介と広告手法」を確立する中で、ブルーオーシャンの開拓を一つの答えとして提案します。
同時に、情報が氾濫するこの時代で的確に表現してピンポイントでお客様に届く広告手法を掘り下げてみます。
ネット媒体を用いた広告・集客手法の検討
ネット媒体として、以下の手法があります。
- ホームページ
- 電子メール
- SNS
- 動画媒体【Youtube等】
この中で「ホームページ等」は以前から構築されており、一定の形態が整っているので単体での宣伝効果は薄くなりますが、昨今のスマホや4G、5Gの恩恵で宣伝媒体として成長が期待でき、 更に既存の媒体との「相乗効果」が期待できるのが「動画媒体による宣伝」です。
動画の他にも、SEOを意識したランディングページ(特設サイト)即ち「ホームページ」との連携から、検索上位を意識することで検索ワードからの誘導が以下の流れで見出せます。
- 一定の検索結果で興味を持った見込み客がライティングページにたどり着く
- ライティングページから動画へ誘導
- 動画で興味を持ち拡散が始まる。
- 動画自体が集客効果を持ち知名度が上がる
- 知名度から物件に関して興味を持ち問い合わせを行う
- 条件が一致し「売買・賃貸」契約へ進む
この様な効果が期待でき、見込み客の連想検索ワードと興味を引く動画を制作する事で宣伝の効果を高める事が出来ます。
動画に関しても興味を引く短時間動画と、詳細を説明する一定時間の動画を使い分ける事になります。
又、動画媒体としての表現技法なので
- 物件に関する間取りから家具の配置の提案
- 物件での生活スタイルを想起させる動画制作
- 地図だけでは説明できない近隣環境の紹介
( 一晩撮影した動画で一日にわたる音環境への紹介、一定時間毎に切り抜く事で昼間や深夜の音環境を事前に把握可能 ) - 駅までのルートや通学路などの状況説明
( 高低差・交通量、公園の施設、公共施設、近隣の商業施設 )
このように今までは営業トークとして活用していたものを動画媒体にすることで不特定多数へ繰り返しアピールができます。
動画でアピールする事でコスト削減に繋がりますが、同様の内容を繰り返す事になり「飽き」への対策を求められるので、適度に更新して行くことが重要です。
物件紹介の他にも、以下を例とした「新しい形の提案」も可能です。
- 賃貸ベースのリノベーションモデルの事例紹介
( 居抜きの考え方を賃貸住居に応用 ) - 家具リース等と連動した「生活総合物件」の提案
その他にも、既存の広告媒体の場合は常に「流動費としての広告コスト」が発生していましたが、ネット媒体の場合は、動画サイトに関してはコスト0であり、ライティングページに関しては月々定額の固定コスト「固定費としての広告コスト」と変化します。
以上の負担なので、質の良いライティングページ(特設サイト)と不動産物件の動画を充実させる事で、極論ですが世界中に広告をだしても広告コストは上昇しないという効果も期待できます。
このことは、広告を拡散するコストがかからないので広告の質に高める事にコストをかけることが出来ます。
ネットの双方向が実現する、見込み客との新しい向き合い方
ランディングページ(特設サイト)動画媒体が活用できると、従来は「チラシやCM等の一方通行な宣伝媒体」から「リアルタイムで反応を収集する双方向の宣伝媒体」として、動画視聴者や見込み客に関する情報から、発信する動画やライティングページ等の内容を解析・改善を進めて、品質を向上や見込み客を新規顧客 へ移行する「的を射た広告」へと修正が可能となります。
更に、収集した情報をマーケティングに対して解析・改善することで「別方向の見込み客」へのアピールに繋げる事で幅広い広告媒体として活用できます。
広告の他にも、物件に関する契約後も顧客と交流し、交流を宣伝することで不動産事業を中心とした「交流サイト」を構築して顧客との接点を継続することも、この先の選択肢として存在します。
ネット媒体への向き合い方
これからの時代に向けた「広告媒体に対する姿勢等」を整理してみましたが、一連の技能・業務に関して専任で負担することはコストがかかる上に本業である不動産事業に関して優先順位が低くなる場合があり本末転倒を起こしてしまう可能性があります。
そこで動画などのネット媒体関連に対して業務委託をすることによりトータルでコスト軽減と要求される技能・業務の確保の両立ができると考えます。
- ランディングページ(特設サイト)や動画作製・編集に関しては「委託」
- 動画内容の検討、ランディングページ(特設サイト)内容の吟味は「自前」
「餅は餅屋ということで」委託を活用することが重要になりますが、委託により「分業」したとしても、実作業を依頼するのであって「丸投げ」では問題があります、「丸投げ」をすると意思疎通が滞り、良くない結果を招いてしまう事が十分に考えられるので、以下の
- 委託で何が出来るのか
- 自身で吟味した内容が編集でどう「表現」されるか
ということを委託内容に関して理解することで重要となります。
「作業内容」の理解が浅くても「作業成果」に関しては理解することで分業効果が活用出来る事になります。
作業の理解と同時に不動産物件と業界への教養を基にした「物件への生活」への考察を深め、物件の「使い方」をイメージすることで新しい需要を想定します。
想定した需要を基に新しい企画から、動画作製やライティングページで表現しネット媒体で広告することで、需要の掘り起こしが可能となります。
これは簡単なことではありませんが、従来の方法が通用しないポストコロナの時代において求められる技能かと考えます。
見方を変えれば、求められる技能をきちんと身につければ相乗効果が発揮され従来以上のコストパフォーマンスが実現できると信じています。
最後に
様々な不動産ポータルサイトに、自社の物件を掲載しているのにもかかわらず、なかなかお客様が見てくださらないということはありませんか。
かといって、自社で広告を打ち出しても、コストも時間もかかりますし、お客様が見てくださるかどうか不安だと思います。
そんなお悩みを解決するのが、動画広告です。
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