こんばんは!
大野です。
人を惹きつける集客心理(Attention編)としまして
集客の第一ステップを
深く解説しますね。
従来から知られていた集客心理の理論として「AIDMA」があります。
顧客が広告などの情報に接触することで情報をどのように処理し、最終的な消費行動に至るかを理論化したモデルで、
・注意(Attention)
・関心(Interest)
・欲望(Desire)
・記憶(Memory)
・行動(Action)
の5ステップを経て購買に至るというもので、
各頭文字を取りAIDMAと呼ばれています。
最新の集客心理術といえど基本的にこの理論に基づき作られているといえます。集客心理術は最初の「注意(Attention)」 のステップ重視の方法と、その後のステップのスムーズさを重視する二タイプに大体分かれているといえます。
前者の「注意」重視の集客心理術の代表として
「カリギュラ効果」「カクテルパーティ効果」「アンカリング効果」を使う方法があります。
カリギュラ効果とは
何かを禁止されると逆に人々に注意を促してしまうという心理現象で、例えばこれを利用し袋とじの付録をつけることで商品に対する「注意」を促すという集客方法が考えられます。
カクテルパーティ効果とは
雑音だらけの環境でも自分の名前だけは耳に残るというような心理現象で、例えばDMなどを「○○さんへ」などと顧客を名指しして送ることで「注意」を促す方法で使えます。
アンカリング効果は
初対面の印象が評価全体を決めるという心理現象で、例えば料金表示などで「値下げセール」等とアピールすることで「注意」を引かせ、実際はそれほど安くなくても「お得感」という印象を顧客に与えるという方法で使えます。
後者のステップ重視の集客心理術の代表としては
「返報性の原理」
「ザイオンス効果」
があげられます。
返報性の原理とは
他人から何かを施された場合心理的な借りが出来てその人にお返しをする義務感が生じるという心理現象で、例えば顧客にサンプルや無料相談を提供することで「借り」を作らせ、購買へ向けてのステップを踏まざるを得ない心理にさせるということで使えます。
ザイオンス効果とは
人は頻繁に目や耳にするものに自然と親しみを覚えるという心理現象で、例えば商材を各メディアで過剰なくらい露出させて長期間ひたすら目立たせることで顧客に親しみ感を覚えさせ、購買へのステップを自然に踏ませることで使えます。
広告宣伝には、以上述べた集客心理術を複数組み合わせるのが一般的です。