不動産業も客商売である以上、集客には悩みますよね。
もっと不動産に興味がある人がたくさん集まれば、売り上げは順調に増えていくはずです。
とはいえ、新しい集客法を取り入れるのは大変な労力を伴うもの。
そこで、この記事では動画作成の素人でも、見込み客を10倍集める動画集客の心得を解説しました。
これを熟読してから取り組めば少なくとも、完全に的外れな動画を量産して徒労に終わる、という悲劇は起きないでしょう。
目次
- 動画の概要欄にランディングページへの導線を引く
- タイトルとサムネイルにこだわり、3つのNOTを乗り越える
- 思わず見たくなる動画のテーマとは?
- 動画のどの部分が注目されているのか分析、改善する
- 「再生されない」「すぐ閉じられてしまう」は、動画時間も要因になる
- まとめ
- 最後に
動画の概要欄にランディングページへの導線を引く
不動産は取引の単価が大きいため、オプトイン方式のマーケティングを行っていることと思います。
あなたもすでにランディングページでリスト取りを行っているか、作成予定のいずれかではないでしょうか。
すべての動画に、絶対忘れずにランディングページへのリンクを貼りましょう。
そして、リンクはただ貼るだけではなく、必ず説明文を添えます。
この説明文は、いわばキャッチコピーです。
キャッチコピーは短く簡潔に、その先に飛べばどんなメリットがあるのか、具体的に示す必要があります。
もしSNSやブログなど、その他のメディアを運営されている場合は、必ずそのリンクも貼りましょう。
タイトルとサムネイルにこだわり、3つのNOTを乗り越える
コピーライティングをかじったことのある方は聞いたことがあるかもしれませんが、3つのNOTというものがあります。
以下の3点です。
- Not read (読まない)
- Not believe (信じない)
- Not act (行動しない)
実は、あなたが動画集客ですべきことは、この3つの壁を破壊することだけです。
以下、動画集客に当てはめて説明していきます。
1 Not read
見込客が広告やコンテンツを目の当たりにした際、まず現れるのがNot readの壁です。
動画なら再生されないということです。
タイトルやサムネイルに興味を惹かれない場合、Not readの壁を越えられません。
そもそも再生されなければ、マーケティングもなにもなくなってしまいます。
動画タイトルとサムネイル選びは最重要項目。
動画集客において命そのものということです。
2 Not believe
動画を見てもらうことに成功すると、次はNot believeの壁が待っています。
- 内容が希薄
- 面白くない
- 根拠に欠けている
このような内容だと、信頼に足るだけの説得力を生むことができません。
信頼されていなければ、他のコンテンツを見たいとはまず思わないでしょう。
最低でもその動画を見たことを後悔しないレベルの内容である必要があります。
3 Not act
動画を見て信頼を得ると、次はNot actの壁が現れます。
行動しないとは、チャンネル登録や他メディア、ランディングページへ誘導できない場合です。
苦労して動画を作りこむのは、他のコンテンツを見てもらったり、ランディングページに登録してもらったりするためです。
この部分で失敗すると、永遠にお客さんが増えることはありません。
動画はすべて、この3つのNotを越えるように意識して作られている必要があります。
どれか一つでも欠けていると、集客に失敗してしまうので、必ず意識して作成してください。
思わず見たくなる動画のテーマとは?
動画のネタを探すのは骨が折れる作業です。
どんなものが視聴者にウケるのか、自分は何を伝えたいのか…。
いろいろと悩みがちな部分ですが、ここは一つシンプルに、思わず見たくなるテーマの条件をお教えします。
それは、
- ギャップ
- ストーリー
この2つが含まれていることです。
ここでいうギャップとは、多くの視聴者が信じているであろう価値観と、あなたの主張する価値観の間にある差のことです。
この差が大きければ大きいほど、また、それが非現実的に思えるものであればあるほど、根拠をもって証明したときの衝撃は大きくなります。
ストーリーとは、文字通り物語のことです。
物語は、自然と続きが気になってついつい見続けてしまうという、人を引き付ける力があります。
淡々と説明されると見向きもされない内容でも、ストーリー調にすると自然に動画を開き、見続けてもらうことができます。
動画のどの部分が注目されているのか分析、改善する
動画を開いてもらい、見続けてもらうことに成功したら、次はそこから得られるデータを最大限活用して分析、改善を行い、PCDAサイクルを回していく必要があります。
そうすることで動画の品質が上がり、より再生数を伸ばしていくことができます。
現在Youtubeでは360度動画を対象に、視聴者の注目しているエリアを特定するヒートマップという機能が実装されています。
ヒートマップでは、注目されている部分がサーモグラフィーの高温部分のように赤く表示されます。
どの部分を視聴者が注視しているのかがわかるので、360度動画を投稿する際は必ず役立てましょう。
「再生されない」「すぐ閉じられてしまう」は、動画時間も要因になる
せっかくタイトルやサムネにこだわり、内容も充実しているのになぜか、
- あまり再生されない
- すぐ閉じられたりしてしまう
という動画が存在します。
その要因となっているのは、動画の時間に関することです。
多くの人が、ちょっと面白そうでも再生するのをためらう動画。
それは、長い動画です。
いくらタイトルが面白そうでも、サムネに興味を惹かれても、再生時間が1時間や2時間では、かなり気合を入れないと見ることができません。
「長い動画だし、後にしておこう」
一度そう思われたが最後、ほとんどの場合そのまま忘れ去られてしまうでしょう。
人間は時間のかかることが嫌いです。
どれだけ長くても、集客のための動画は1本30分以内、できれば15分以内でまとめるようにしましょう。
また、動画を再生したとき、その後も見続けるかどうかは、およそ10秒程度で決断していると言われています。
いきなりだらだらとあいさつを挟むのは絶対にNGです。
冒頭の10秒でいかに視聴者の心をつかめるか。
それが、動画を最後まで見続けるか否かの分かれ道になります。
まとめ
今回の記事をまとめると、以下のようになります。
- 動画を作成する際は、必ずランディングページやその他メディアのリンクを張る。
- それぞれ魅力的なキャッチコピーをつける。
- 動画タイトルやサムネイルは具体的で見るメリットがわかり、できるだけ面白いものにする。
- 動画が再生されなければ、その先にあるランディングページや他メディアへ流入することはまずない。
- タイトルとサムネイルが命だということを意識して作成する。
- 動画のテーマにはギャップとストーリーを使う。
- 視聴者にとって意外性があればあるほど、納得するだけの理由が提示されたときの衝撃は大きくなる。
- また、ストーリーの力を利用すると、続きが気になるので動画を開いて貰いやすく、最後まで見てもらえるものになりやすい。
- 集客に使用する動画の時間は1本30分以内、できれば15分以内でまとめる。
- 長すぎる動画はほとんど視聴されない。
- 動画の冒頭10秒は期待感を高める演出やダイジェストを使用する。
- 出だしが面白くなさそうだったり、素人臭かったりする場合は、すぐ閉じられてしまう危険性がある。
以上の点に留意して集客用の動画を作りを行えば、まったく的外れな何の意味もない作業をしてしまうことはなくなるでしょう。
最後に
- 不動産がなかなか売れない
- 契約を取るためにはどのような広告がふさわしいのか
とお悩みではありませんか。
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